ルートル歯科クリニック
まちに開かれた入りやすい医院を目指し、院内の雰囲気が外からも感じ取れるよう、内部の光が外部へやわらかく伝わる照明計画とした。
上下階が吹抜けを介してつながる院内では、吹抜けに浮かぶペンダントライトを視線の中心として計画した。光の存在が上下階のあいだにやわらかなつながりを生み、互いの気配や空間の広がりが穏やかに感じられる構成としている。
院内の照明は、ダウンライトによる点光源をできるだけ抑え、壁面や天井面などの面を明るくすることで、間接的に明るさを確保した。空間全体にやわらかく光がまわることで、昼間は自然光と調和し、夜間にはやわらかな光に包まれるような環境を目指している。
杉板で構成された門型の囲いには、ウォールウォッシャーと梁横から天井面を照らすスポットライトを組み合わせ、免状の光として構成することで、夜間には杉板の木目や奥行きが穏やかに浮かび上がるよう計画した。内部の光が外部へにじむことで、夜間にも医院の気配や内部の広がりが伝わる、透明感のある佇まいをつくり出している。
COMPLETION YEAR
2025
CLIENT
ルートル歯科クリニック
TEAM
カジワラヨウスケ建築設計株式会社
SCOPE
エクステリア, インテリア







PHOTO : 野村和慎

